このたび、田村憲伸先生の論文
“Successful endoscopic sphincterotomy using a rotatable sphincterotome in a patient with situs inversus totalis”
が Endoscopy International Open に掲載されました。
https://www.thieme-connect.de/products/ejournals/html/10.1055/a-2817-4568
本報告では、内臓逆位(situs inversus totalis)という鏡像解剖を有する症例に対し、回転可能なsphincterotomeを用いた内視鏡的乳頭切開術(EST)の工夫が紹介されています。
従来のデバイスでは切開方向の調整が困難であった状況において、本デバイスを用いることで体外操作のみでブレード方向の最適化が可能となり、安全かつ確実なESTの施行が可能となりました。
また、本症例では体位やスコープポジションを変更せずに施行可能な360度ターンテクニックと組み合わせることで、安定したERCP手技が実現されています。
本手法は、解剖学的に困難な症例におけるERCPおよびESTの安全性と確実性の向上に寄与する有用な工夫となりえます。
田村先生、おめでとうございます!


