DDW 2025 参加報告
消化器センター 田邊万葉
2025年5月にサンディエゴで開催された Digestive Disease Week(DDW 2025) において、複数の学術・交流イベントに参加させていただきました。
まず、消化器センター長の 井上晴洋先生 が、ASGE Presidential Plenary Session にて
「How to Achieve the Best Outcomes in POEM and Third-Space Endoscopy」 というタイトルでご講演されました。
会場となった San Diego Convention Center Ballroom は満席となり、講演終了後も多くの海外医師が井上先生に挨拶や質問をされており、世界的な注目の高さを改めて実感いたしました。
私は、ASGE & JGES International Symposium 「Finding Our Way in Training in ESD」
(5月3日(土)16:00–17:30 CST開催)にて、
「Third-space and beyond lower-GI endoscopy: PAEM / Suture」 という演題で講演させていただきました。
本セッションでは、田中信治先生(JGES)、富澤豊先生(ASGE)が司会を務められ、
加藤元彦先生、一政克朗先生、Ahmad Aly Madkour先生、Mohamed Othman先生ら国内外の専門家がご登壇され、各国のESD教育や技術について活発な議論が交わされました。
また、Women in Endoscopy(WIE) 主催のイベントにも参加し、世界中の女性内視鏡医と交流する貴重な機会を得ました。多様性や教育、次世代への継承といったテーマを共有でき、大変有意義な時間となりました。
会期中は、日本からの先生方とも多くの意見交換をさせていただき、国内外のネットワークを深めるとともに、今後の診療・教育・研究に向けて大きな刺激を受けた学会となりました。
本学会に参加させていただいたことに深く感謝申し上げます。
また、この場を借りて、日頃よりご指導・ご支援をいただいております医局の先生方にも、心より御礼申し上げます。