CASE REPORT / UNDERWATER ESD
治療の一例:水中ESDで視野を保つ工夫
潰瘍性大腸炎に関連して生じた大腸の腫瘍に対し、水中ESDを行った一例を報告しています。生理食塩水で満たした状態で、内視鏡の電気メスと連動して送水する仕組みを用い、処置中の泡を取り除いて視野を保ちながら切除しました。
線維化や脂肪の多い組織がある病変でしたが、腸の筋層を傷つけずに一括切除を達成し、術後経過は良好でした。
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Tanabe M, et al. Endoscopy. 2025;57(S 01):E854–E855. Fig. 2. 著者提供の原稿内画像を使用。
個別に治療方針を検討した一例です。潰瘍性大腸炎に関連する腫瘍では、病変の広がりや切除後の病理結果をもとに、外科手術を含めて治療方針を検討します。
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Tanabe M, Hayashi T, Shiomi D, Iihara K, Uragami N, Yokoyama N, Inoue H.
Successful underwater endoscopic submucosal dissection for ulcerative colitis-associated neoplasia using a synchronized irrigation fluid management system.
Endoscopy. 2025;57(S 01):E854–E855. DOI: 10.1055/a-2658-0148
切除標本の病理検査では、切除断端は陰性でしたが、粘膜下層への浸潤(1,100 µm)と簇出BD2を認めました。一括切除できたことだけで治療完了とは判断せず、こうした病理所見も含めて追加治療の必要性を検討します。




